3月9日,相模鉄道13000系の報道公開と試乗会が実施された.
行程は,かしわ台の車両センター構内でお披露目式,その後,かしわ台駅から横浜駅まで試乗会.さらに横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで13000系と相鉄グループのブランディング方針についてのプレゼンテーション.
相模鉄道に新形式車が登場するのは20000系の8輛編成バージョンともいえる21000系以来のこと.今回はJR東日本との相互直通運転用12000系の,相鉄線内専用バージョンとして8輛編成化したもの……とはいえ,そのお顔が大きく変化しているのに注目!
12000系以来,7年ぶりの演出……今回はさらに凝って,スモークの中からお目見え.垂れ幕に“MIRAI”の文字が描かれているが,これは車輛のニックネームということではなく,コンセプトの目指す先である,とのこと.
古典的スポーツカーとモダンな燈具周辺の組み合わせから曲線を強調したラインと,より立体的な造形の組み合わせとなった前頭部.傍らでアルミ試作車6021とモニ2005が期待の新人を見守っていた.
編成は横浜方からクハ13100+モハ13400+モハ13500+サハ13600+サハ13700+モハ13800+モハ13900+クハ13000.空番となっている13200と13300が将来の10輛編成化を見据えて,ということではなさそうである.
前面造形だけではなく,運転室付近の後退角が緩やかになったのも大きな変化.
後退角の変更は,線内8輛編成用ホームドア位置に合わせることと,先頭車の定員を増やすのが主な目的である.ちなみに12000系と比べて立席1名と座席6名の合計7名が増加している.先頭部のオーバーハングは12000系の2,970mmに対して13000系では3,750mmとなっている.
主制御装置や台車,主電動機やそのほかの機器類はできるだけ12000系と共通仕様とすることでメンテナンス性の向上とイニシャルコスト低減がはかられている.
製造担当は12000系と同じ,総合車両製作所である.
真正面.相鉄の列車種別・行先表示装置は早い時期から早いシャッタースピードでの撮影でも文字欠けが少ないコイト電工のセレクトカラーを採用しているが,試しに1/2000秒で撮影してみたら,さすがにこのぐらいは文字が欠けた.
第1ステージの後段は,かしわ台駅から横浜までの試乗会.関係の皆さんのご協力により,想定していた以上の撮影取材が可能だった.
客室では,腰掛けやすく立ち上がりやすいユニバーサルデザインシートや調光式のLED室内燈なども共通.ちょっと変わったのが,側扉鴨居部に取り付けられた防犯カメラが,カバーから少し飛び出していること.撮影範囲の拡大を目的としているようである.
もちろん相鉄オリジナルの鏡は各車輛の妻板部に,ちゃんと装備されている.
客室見通し.これも,ほぼ12000系と共通である.左側の側扉上部,鴨居部モニター右脇に少し出っ張りが見えるのが防犯カメラ取り付け部.
運転室も基本的な見付は12000系と同じだが,運転士の頭上にモニターが取り付けられたのが目新しい.将来の自動運転や(訂正:現時点では検討していないとのこと)ワンマン運転に備えての装備である.
客室との仕切壁の窓越しに見た運転室.運転席頭上のモニターが特徴.ただし,車外には今のところ,ホーム状態確認用カメラらしきパーツを見つけることができなかった.
横浜駅西口前の横浜ベイシェラトンホテルが第2ステージ.相模鉄道の千原広司代表取締役社長の挨拶に続いて,村松健太郎車両課長から車輛の概要について,林 浩之経営戦略室第三統括担当課長から沿線の取り組みについてプレゼンテーションがあった.
そしてデザイン担当の,水野 学グッドデザインカンパニー代表から,相鉄のデザインブランドアッププロジェクトの今後の展開についての方向性説明が行なわれた.
最後の質疑応答では,来年春に開幕する“2027年国際園芸博覧会”会場の展示イメージ図に描かれている13101と記された13000系らしき電車の車体のことについて,説明があった.
それによれば,9月26日の会期終了後の取り扱いについては,レールに載せて実際に走らせるということも含めて,さまざまな活用策を思案中,とのことであった.
なお,営業運転開始は3月30日と発表された.
行程は,かしわ台の車両センター構内でお披露目式,その後,かしわ台駅から横浜駅まで試乗会.さらに横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで13000系と相鉄グループのブランディング方針についてのプレゼンテーション.
相模鉄道に新形式車が登場するのは20000系の8輛編成バージョンともいえる21000系以来のこと.今回はJR東日本との相互直通運転用12000系の,相鉄線内専用バージョンとして8輛編成化したもの……とはいえ,そのお顔が大きく変化しているのに注目!
12000系以来,7年ぶりの演出……今回はさらに凝って,スモークの中からお目見え.垂れ幕に“MIRAI”の文字が描かれているが,これは車輛のニックネームということではなく,コンセプトの目指す先である,とのこと.
古典的スポーツカーとモダンな燈具周辺の組み合わせから曲線を強調したラインと,より立体的な造形の組み合わせとなった前頭部.傍らでアルミ試作車6021とモニ2005が期待の新人を見守っていた.
編成は横浜方からクハ13100+モハ13400+モハ13500+サハ13600+サハ13700+モハ13800+モハ13900+クハ13000.空番となっている13200と13300が将来の10輛編成化を見据えて,ということではなさそうである.
前面造形だけではなく,運転室付近の後退角が緩やかになったのも大きな変化.
後退角の変更は,線内8輛編成用ホームドア位置に合わせることと,先頭車の定員を増やすのが主な目的である.ちなみに12000系と比べて立席1名と座席6名の合計7名が増加している.先頭部のオーバーハングは12000系の2,970mmに対して13000系では3,750mmとなっている.
主制御装置や台車,主電動機やそのほかの機器類はできるだけ12000系と共通仕様とすることでメンテナンス性の向上とイニシャルコスト低減がはかられている.
製造担当は12000系と同じ,総合車両製作所である.
真正面.相鉄の列車種別・行先表示装置は早い時期から早いシャッタースピードでの撮影でも文字欠けが少ないコイト電工のセレクトカラーを採用しているが,試しに1/2000秒で撮影してみたら,さすがにこのぐらいは文字が欠けた.
第1ステージの後段は,かしわ台駅から横浜までの試乗会.関係の皆さんのご協力により,想定していた以上の撮影取材が可能だった.
客室では,腰掛けやすく立ち上がりやすいユニバーサルデザインシートや調光式のLED室内燈なども共通.ちょっと変わったのが,側扉鴨居部に取り付けられた防犯カメラが,カバーから少し飛び出していること.撮影範囲の拡大を目的としているようである.
もちろん相鉄オリジナルの鏡は各車輛の妻板部に,ちゃんと装備されている.
客室見通し.これも,ほぼ12000系と共通である.左側の側扉上部,鴨居部モニター右脇に少し出っ張りが見えるのが防犯カメラ取り付け部.
運転室も基本的な見付は12000系と同じだが,運転士の頭上にモニターが取り付けられたのが目新しい.将来の
客室との仕切壁の窓越しに見た運転室.運転席頭上のモニターが特徴.ただし,車外には今のところ,ホーム状態確認用カメラらしきパーツを見つけることができなかった.
横浜駅西口前の横浜ベイシェラトンホテルが第2ステージ.相模鉄道の千原広司代表取締役社長の挨拶に続いて,村松健太郎車両課長から車輛の概要について,林 浩之経営戦略室第三統括担当課長から沿線の取り組みについてプレゼンテーションがあった.
そしてデザイン担当の,水野 学グッドデザインカンパニー代表から,相鉄のデザインブランドアッププロジェクトの今後の展開についての方向性説明が行なわれた.
プレゼンテーション中の水野 学さん.
13000系前面中央部の艶消し部分や,燈具覆いのアクリル表面に施された半透明仕上げ(フロスト加工)の様子が展示されていた.最後の質疑応答では,来年春に開幕する“2027年国際園芸博覧会”会場の展示イメージ図に描かれている13101と記された13000系らしき電車の車体のことについて,説明があった.
それによれば,9月26日の会期終了後の取り扱いについては,レールに載せて実際に走らせるということも含めて,さまざまな活用策を思案中,とのことであった.
なお,営業運転開始は3月30日と発表された.
※2026.03.13:水野 学氏の肩書き,そのほか一部記述修正
※2026.03.16:現時点では自動運転は検討していないとのことで記述修正
※2026.03.18:名称など一部修正







