4月19日,“ほぼ始発”の西武電車に乗って向かったのは,“いざ鎌倉”.8時から始まる出発式に参加するために.なんの出発式なのか……タイトルの通り,20年振りに登場した,江ノ島電鉄の新形式車700形の,である.
この電車については,既に1月29日付のここや,とれいん誌3月号の“いちぶんのいち情報室”で速報したが,おさらいをしておくと,輸送近代化を目的として,同社が満を持して登場させた車輛である.寸法的にはこれまでの500形などとほぼ同じだけれど,スタイルは一新,さらに室内には旧500形以来のクロスシートを備えている.令和7年度にはとりあえず2編成が投入された…….
式典は黒田 聡 江ノ島電鉄社長のあいさつに始まり,続いて湘南白百合学園小学校の児童二人により佐野篤史運転士と近藤梨沙車掌への花束贈呈が行なわれた.
そして黒田社長に野口智宏駅長,佐野運転士,近藤車掌,湘南白百合の二人の6名によるくす玉割.
8時15分にはセレモニーが滞りなく終了し,一般のお客様の乗車開始.先頭部はご覧の通り黒山の人だかり…….
8時38分,700形2編成による列車は野口駅長の出発合図とともに,無事に藤沢へ向けて発車していった.
セレモニーの司会進行は,沿線の高等学校から招かれた二人,七里ガ浜高校の日下るりさんと鎌倉高校の河原林陽太さんが大役を果たした.お疲れさまでした.
さて,せっかく鎌倉までやってきたのだから,ゆっくり沿線散歩に繰り出すことにした.700形の走行風景ももちろんだが,在来車の姿も記録しておきたいし.
最初に足を向けたのが稲村ヶ崎と七里ヶ浜の間.春霞ながら富士山も見えたのだが,電車との組み合わせに苦労しているうちにやってきたのが藤沢行きの1501.江ノ電としては初めてカルダン駆動を採用した記念すべき電車である.ペアを組む10形とともに車体側面幕板にはホーム状況監視カメラが,前頭部車体下にはホーム位置検出用超音波センサーが装着されている.稲村ヶ崎へ戻る途中,2052が藤沢からやってきた.意外にも(?)相棒の1201編成とともにカメラは未装着だった.それにしても段差は設けられているとはいえ,ガードの緩さは江ノ電ならではの風情といえるだろう.
この電車については,既に1月29日付のここや,とれいん誌3月号の“いちぶんのいち情報室”で速報したが,おさらいをしておくと,輸送近代化を目的として,同社が満を持して登場させた車輛である.寸法的にはこれまでの500形などとほぼ同じだけれど,スタイルは一新,さらに室内には旧500形以来のクロスシートを備えている.令和7年度にはとりあえず2編成が投入された…….
式典は黒田 聡 江ノ島電鉄社長のあいさつに始まり,続いて湘南白百合学園小学校の児童二人により佐野篤史運転士と近藤梨沙車掌への花束贈呈が行なわれた.
そして黒田社長に野口智宏駅長,佐野運転士,近藤車掌,湘南白百合の二人の6名によるくす玉割.
8時15分にはセレモニーが滞りなく終了し,一般のお客様の乗車開始.先頭部はご覧の通り黒山の人だかり…….
8時38分,700形2編成による列車は野口駅長の出発合図とともに,無事に藤沢へ向けて発車していった.
セレモニーの司会進行は,沿線の高等学校から招かれた二人,七里ガ浜高校の日下るりさんと鎌倉高校の河原林陽太さんが大役を果たした.お疲れさまでした.
さて,せっかく鎌倉までやってきたのだから,ゆっくり沿線散歩に繰り出すことにした.700形の走行風景ももちろんだが,在来車の姿も記録しておきたいし.
最初に足を向けたのが稲村ヶ崎と七里ヶ浜の間.春霞ながら富士山も見えたのだが,電車との組み合わせに苦労しているうちにやってきたのが藤沢行きの1501.江ノ電としては初めてカルダン駆動を採用した記念すべき電車である.ペアを組む10形とともに車体側面幕板にはホーム状況監視カメラが,前頭部車体下にはホーム位置検出用超音波センサーが装着されている.稲村ヶ崎へ戻る途中,2052が藤沢からやってきた.意外にも(?)相棒の1201編成とともにカメラは未装着だった.それにしても段差は設けられているとはいえ,ガードの緩さは江ノ電ならではの風情といえるだろう.
振り返ると稲村ヶ崎で行き違った700形がやってきた.記念のヘッドサインがまばゆい.
記念のヘッドサインも誇らしくカーブの向こうから姿を見せた藤沢行きである.写真ではよくわからないが,客室との仕切窓には大勢の“見物客”が.
稲村ヶ崎での行き違い風景.鎌倉から到着した20形は2編成ともにカメラ未装着.尾燈レンズが透明なのは江ノ電では異端?続いては峰ヶ原信号場へ.
七里ヶ浜から歩いて向かう途中の線路状況.軌道法時代の名残りで,今でも併用軌道扱いなのである.人々と鉄道との信頼関係により成り立っているのだろうか.他に見ない……言いきれないけれど,少なくとも稀有の例だろう.
そして峰ヶ原信号場.
ともにカメラを装着していない1000形と20形の出会い.僕が初めてこの信号場を訪れたときには,まだ通票を交換しており,そのための係員詰所が画面右端に建っていた.背後の住宅は建て直しが進んでいるが,石垣だけは古来から変わらない.
1000形という電車の登場時には各方面に大きな衝撃を与えた.その状況はレイルNo.121での三浦 衛さんが詳しく語ってくださっている.僕自身も製図板にしがみついて詳細図面を描いたものである.とれいん誌の2019年2月号で再特集を組んているから,こちらもご覧いただければ幸い.
続いてやってきたのは500形.大きな1枚ガラスの前面窓が最大の特徴だけれど,江ノ電初のインバータ制御車としてデビューしたのは“つい先日”と思っていたのに,もう20年を経過してしまった.カメラ装着済み.
このあたりで昼ごはんのため江の島へ移動.シラス定食をいただいてちょっと一息ついたら,すっかり気分がよくなってしまった……
でも引き揚げたわけではない.またもや峰ヶ原へ向かって…….
今度は305の編成を記録.さすがにこの編成にカメラを装着することにはなるまいと思うのだけれど,さて,どうだろう.
この日の成果は……いや,1月からの取材の全貌は,間もなく,とれいんの誌上で堪能していただけることだろう.乞うご期待である.
追伸:今年初めからの撮影行で気づいたのだが,江ノ電では“江ノ電・列車位置情報サイト”を公開している.“700形はいまどこに?”などという情報が,リアルタイムで確認可能である.この種の情報アプリは,いわゆるスマートフォンのみという例が多い中で,PCでも動作するのが特徴である.
二伸:駅の窓口や自動券売機での混雑と混乱を避けるため,2026年5月2日から5日の間は,1日乗車券がデジタルチケットのみとなるそうである.お出かけの方は充分ご注意を!
三伸:“おそらく”だが4月中は700形同士,701+702の組み合わせで走ることになりそうである.その後はといえば,1500形や500形などとの組み合わせを見ることができるようになりそうである.記念のヘッドサイン掲出期間は,“当分の間”とのことである.
※2026.04.28:“踏切のように見える”情景についての記述を,より正確に修正.












