
原信太郎氏所蔵の模型写真をあしらった,エントランスのタイトルボード

原氏コレクションによる国内外21ヶ国のHOゲージ壁面展示は,なんと1,000輛!

壁面展示のHOゲージ車輛は,国別に展示.レアなアイテムも多く,思わず息を呑む.

Oゲージのエンドレスレイアウトも国別に展示.こちらは日本型のコーナーで,精巧なスクラッチ作品たちが快走する.


会場のもうひとつの見どころは,幅30m×奥行き10mのHOゲージ巨大レイアウトの"シャングリ・ラ”コーナー.

“ミニトレイン乗車体験”コーナーでは,ドクターイエローや北海道新幹線H5系に300円(税込/1名)で乗れる
夏の一大イベント“世界鉄道博2016”が,7月16日(土)から9月11日(日)の間,横浜みなとみらいのパシフィコ横浜 展示ホールAにて開催されている.
ここでは7月15日(金)に行われたプレス内覧会の様子をレポートする.
このイベントは,世界中のあらゆる年齢層の人々に愛される鉄道の魅力を紹介することを目的とし,読売新聞社/BS日テレが主催し,横浜の名所のひとつ,原鉄道模型博物館の企画協力により実現したもの.同館館長代理の針谷朱美氏の挨拶により内覧会の幕開けとなった.
会場内でまず目を惹いたのが,国内外21ヶ国のHOゲージ車輛(1/80~1/87スケール,軌間16.5mm)1,000輛を壁面展示した“世界の鉄道模型コレクション”コーナーである.鉄道模型コレクター広く知られた原信太郎氏が1960~90年代に収集したという国内外3,000輛余りの中から未公開のものをセレクトしたものだという.既に絶版となった貴重なものが多く,思わず見入ってしまう.
また日米欧の各地域別に敷いたOゲージ(1/43~1/48スケール,軌間32mm)のエンドレスを,原氏のバラエティに富んだ自作車輛たちが快走するコーナーや,これらの地域の歴史を展示パネルを通じて学べる“世界の鉄道物語”など,魅力でいっぱいだ.
この会場最大の見どころは,幅30m×奥行き10mのHOゲージ巨大レイアウトの“シャングリ・ラ”コーナー.まさに圧巻の一言に尽きる.
このほか,“ミニトレイン乗車体験”コーナー(1名税込300円)では北海道新幹線E5系やドクターイエローの模型列車に乗車できるなど,子どもが楽しめるコーナーも多数用意されている.
港・ヨコハマで,“世界の鉄道”の魅力にふれあう1日…….きっと家族や友人,恋人同士の貴重な夏の思い出の1ページになることだろう.
<世界鉄道博2016>
会期■2016年7月16日(土)~9月11日(日)
開場時間■10:00~16:30(入場は閉場30分前まで)
会場■パシフィコ横浜 展示ホールA(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
主催■読売新聞社/BS日テレ
企画協力■原鉄道模型博物館
協賛■株式会社Z会
後援■国土交通省/国土交通省関東運輪局/神奈川県/横浜市/神奈川県教育委員会/横浜市教育委員会/横浜観光コンベンション・ビューロー/tvk(テレビ神奈川)/FMヨコハマ
協力■日本民営鉄道協会
URL■http://event.yomiuri.co.jp/train2016/