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7月21日(木)発売のレイル最新刊のご案内です

道路整備が本格化する以前,北海道の開拓地の大切な交通機関として敷かれたのが,簡易軌道です.最初はそのものズバリ殖民軌道と呼ばれ,開拓村の人々や物資の輸送に大活躍しました.
  昭和20〜30年代には全道各地でその姿を見ることができましたが,交通不便なエリアばかりだったので,残された写真は多くありません.昭和45年度には 国からの補助金が打ち切られ,それから1〜2年以内に全線区が廃止されてしまいました.また,管轄が運輸省(当時)ではなかったため,一般的な鉄道と違 い,記録資料もほとんど残されていないようです.
 今回は,ほとんどの簡易軌道が消滅してから40年となるのを機に,終末期の情景をお目に掛けることにしました.
 写真と文章は,はるばる京都から遠征の藤本哲男さん.その写真と記録を,一挙掲載しました.当時の運行状況や車輛の様子が,実際に現地を訪問したファンならではの視点で記されています.
 簡易軌道の車輛は,路線の廃止後ほとんどが解体され,保存されたものも一部は状態不良になって失われました.今もなお残る車輛たちの様子を,現地在住の奥山道紀さんと笹 正之さんの写真でお目に掛けます.
 久し振りの“テルハの見える風景”もお楽しみください.
 中国の蒸気機関車は,遼寧省に残る煙の第2回.北票炭砿,渤海セメント,北台鋼鉄の3ヵ所です.

2011年7月21日(木)発売    定価:本体3,600円+税