今日は,東海道線全通120周年・横須賀線開業120周年を記念した団体専用列車の「懐かしの113系電車」が地元を走りましたので,またまた撮影に出かけてしまいました.
ルートは東京→国府津→大船→横須賀→品川.東京を9時50分発車.品川に戻ってくるのが16時20分という長旅です.途中茅ヶ崎駅では約1時間半の停車時間があり,記念グッズの販売や記念撮影が行われていました.

幕張の113系117編成4輛(湘南色)と205編成4輛(横須賀色)の8輛で運転されました.東京方面が横須賀色です.久しぶりに見た113系.今見ると,とってもやさしい顔をしているなという印象です.(撮影:横須賀駅)

クハ111-2056(左)とクハ111-1081(右).
並べてみて,いろいろ違いがあることに気がつきました.タイフォンの位置.アンチクライマーの数,手すりの下が出っ張っているなど..随分印象が違いますね.
113系は前照燈が大きいのと小さいのがあるくらいしか認識が無かったです.恥ずかしながら.なにごとも“観察”は大切です! (撮影:横須賀駅)

湘南色と横須賀色の塗り分け線の位置が違うということを初めて知ったのは,エリエイに入社してしばらくたってからでした.これには少しショックを受けました.
あんなに毎日お世話になっていたのに. (撮影:国府津駅)

横須賀線から113系がなくなったのは,平成11/1999年12月4日のダイヤ改正からです.このころの113系はほとんど記録していなかったのですが,
“横須賀線メモリアル号”の写真が出てきたので紹介します.これは平成11年11月11日に横須賀線開業111年を記念して大船駅を11時11分に発車し
たメモリアル列車で,編成にクハ111-1111を連結し,編成番号は111で11輛編成というとにかく“1”にこだわった列車でした.もう10年も前で
すか..写真が色あせていました.(撮影:大船駅)
レイル41号 ではこのとき“国電青帯車物語”を特集しています.

東海道線から113系が姿を消したのはまだ記憶に新しい平成18/2006年3月18日のダイヤ改正からです.この時は,「あぁ.みかん電車もう最後か…」
としみじみくるものがあり,マメに記録していました.ヘッドマークも何種類かあって,沿線にはファンが沢山訪れていましたね.
通勤時間でも,ボックス席に身を沈めればなぜか旅気分が味わえる113系.大好きでした.(2006年3月11日 熱海駅)
と,いろいろ書き綴っていたら,113系に乗りたくなってきてしまいました.困ったものですね.今,我が家から一番近い113系に会える場所は千葉駅かな?(1日に1本,新聞輸送列車が両国駅までは来ていますが).
京浜東北線209系の転属で千葉の113系もカウントダウンです.房総半島113系の旅でもしにいこうかな(数年前に1度やっているのに懲りていない…)