梅雨空のじめじめした日々が続き,大雨に見舞われた地域もありますが,皆様お変わりありませんでしょうか.
編集部は7月号の締切が終わり,早くも来月に向けての準備に動き出しているところです.なかなか模型をいじる機会がなく,このままでは手先が鈍ってしまう… と,手元に買いだめていたミニチュアモデルなどを引っぱり出してみました.
ここ1〜2ヶ月に買った模型は,なぜか飛行機ばかり.お前はヒコーキマニアかと言われそうですが,さにあらず…
まずはエフトイズの食玩,1:500ウイングコレクション.日本航空(JAL)からジャンボ機が引退したことを受けて,“JALウイングコレクション3”ではJAL系列のジャンボジェットの新旧塗装8種がラインナップされています.
私が当てたのは国内線用として活躍した747SRの初期塗装.スケールからして,Nゲージの空港アクセス列車などの撮影背景で上空に飛ばしてみたい,というモクロミがあったのですが,ちょっと古い塗装なので難しいかなあ…
続いては同じくエフトイズの“日本の翼コレクション3”.自衛隊などの小型ジェット機が,昨年5/24のブログで紹介した“ヘリボーンコレクション”と同じく1:144モデルでラインナップされています.
第3弾はF-86D,T-4,U-125/125Aの3機種ですが,当たったのは川崎T-4の第31教育飛行隊仕様.
練習機ながら,なかなか精悍な機体でかっこ良いです.この製品は尾翼のマークや機体番号などが水貼りデカールで付属していて,好みのレタリングが施せるとこ
ろが本格的です.同機種でブルーインパルス塗装もラインナップされているのですが,当たるまで買い続けるとドツボにはまるので,やめました(笑)
3つ目は,アルジャーノンプロダクトから発売されている“BIG BIRD 世界の爆撃機・飛行艇・輸送機”.こちらは塗装済イージーキットながら,大型の軍用機が1:144サイズで作られ,食玩と同様の手頃さで迫力ある大型モデルが手にできるというユニークなシリーズです.
写真は二式大型飛行艇という,第二次大戦中に日本で作られた最大の航空機で,高速性能を重視した細身の艇体で遠方の偵察・爆撃作戦に活躍したものだそうで
す.模型は組立てた横幅が26cm強もの立派なサイズで,前後のキャノピーなどを別パーツとし,プロペラは可動式という,飛行艇マニアには垂涎の出来映え
です.
実はこの模型,去る4月3日に浜松町で行われたボークスのイベント“ホビーラウンド5”の特価品コーナーで見つけて,つい買ってしまったもの.本題はもちろん,会場でデモ走行されていた0系新幹線の取材だったのですが…
その造形村スーパーレールシリーズ第1弾となるHO製品,0系新幹線大窓車が待望の発売となりました.
とれいん7月号ではメーカーのご協力を得て,発売と同時にサンプルを入手.軽加工・フィニッシュワークによる楽しみ方や,追って発売予定の専用DCCサウ
ンドの扱い方など,注目の新製品をいちはやく採り上げてみました.どうぞお楽しみに!!