年初からの度重なる寒波で,全国的に冷え込む日々が続いておりますが,皆様お変わりありませんでしょうか.今日は編集部に届いた海外モノの新刊とDVDソフトをご紹介いたしましょう.
 まずは本誌3月号“新車登場”でも紹介しているSignature Pressのハードカバー新刊,“SOUTHERN PACIFIC'S SACRAMENTO SHOPS”.
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サザン・パシフィック鉄道の自社工場として19世紀から稼働し,1990年に閉鎖されるまで多くの車輛を生み出してきた,カリフォルニア州サクラメントの工場の歴史を,豊富な図版入りで紹介した,全496ページの大著です.
  オールドタイマーからキャブフォワードまで,歴史的時代の蒸気機関車が数多く登場し,当然写真はほとんどがモノクロですが,大判の紙面に鮮明な印刷で大変 見応えがあります.車輛は客車や消防列車などの事業用車まで,時代・車種ともに多彩な内容.またディーゼル機関車や客車など,戦後の車輛もカラーで収めら れています.
 各時代の工場見取り図や客車の室内配置図など図版や各種データも充実しており,米国ファンなら是非とも座右に備えておきたい好資料となるでしょう.トレインウェーブに入荷中.同店での価格は11,200円.

 続いては当ブログでも前に取りあげた,南洋物産による台湾鉄道DVD.今回リリースされたのは“後山夢遊記”,“港都環状鉄道巡礼”,“2007〜2009特殊専車特輯”の3タイトルです.
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“後 山夢遊記”は,台湾東南岸を走る台東線が改軌され,1067mmゲージの花東線になった後の客車列車,気動車列車を紹介したもので,デッキ付の平快客車を はじめ,呂光号,自強号など台湾ファンならずともお馴染みの車輛が数多く登場します.55分のDVD2枚組で2,940円.
 “港都環状鉄道巡 礼”では,高雄駅を起点に臨港線を使って高雄市内を一周していた観光列車を紹介.2003〜06年まで運行されていた同列車に使われた,ラッピング仕様の 自強号気動車をはじめ,臨港線の貨物列車なども登場します.こちらも55分のDVD2枚組で2,940円.
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そ して“2007〜2009特殊専車特輯”は,タイトルの通り2007〜09年に運行したイベント列車を特集したもので,国鉄線をはじめ,製糖線や阿里山森 林鉄道などで走った特別列車や貸切列車の模様を3枚のDVDに収めています.現在は運行を休止している阿里山シェイの走行シーンや,製糖線の気動車,花東 線の電気機関車など,車輛ファンには興味深い内容です.こちらは3枚合計172分で3,255円.
 まだまだ寒い日々が続きますが,暖房の効いた部屋で,温暖な台湾を走る,ちょっとエキゾチックな列車を晩酌片手に眺めるのも乙な楽しみでしょう.