12月号の京成青電・赤電特集は,おかげさまで多くの私鉄ファンの方々から好評をいただいているようで,大変ありがとうございます.私自身,記事を まとめながら3〜40年前の懐かしい写真の数々に喜々としておりましたので,特に地元の方々は同じ気持ちを抱いて下さったのではと思います.

さて,シメキリも一段落したところで,10月26日分に続いて“Betsy”の組立記です.
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Betsyはギヤードロコとしてはごく単純な形態をしていますので,ボイラー上のディテールはスチームドームと直方体のサンドドーム,そしてサドルタンクとあっさりしたものです.ここにパイピングを加えて,上手くメカニカルな感じを出せるかが見せ所となります.
  右側面はスチームドームから伸びるパイプと砂撒きのロッド,ベルの引き紐と付けるものは決まっていますので,問題は左側面です.決して多くはない実物写真 を見ても,時代ごとにどんどん格好が変化していて,最晩年にはサドルタンク側面に細かい配管やバルブがぐちゃぐちゃとのたうっているようですが,これをこ の小ささで忠実に再現するのは不可能だし,ナンセンスです.
 そこで,適当にアレンジして,0.3mm真鍮線とエコーのロストパーツを使って,こんなふうに配管を施してみました.
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Nゲージにも近いサイズなので車体をいろんな角度に向けながらハンダコテを当てていたら,ネジ止めされているサンドドームがぐらぐらしてきました.そこで, 前に組み立てた18tクライマックスに極細のマイナスドライバーが付属していたのを思い出し,ボイラー下から差し込んで締め直します.
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ようやく完成.HOn3では久々の新車なのでとても嬉しい完成です.しばらく机の上で眺めたり,クライマックスと重連で走らせたりとHOn3熱が再発しそうです.(完)
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