先週の連休は天気も良く,絶好の行楽日和でしたね.皆様いかがお過ごしでしたでしょうか? 私はせっかくの好天なので,布団を干したり家中を掃除したり,普段できないことをやったつもり… なのですが,それだけで休日が終わってしまうのも切ないですから,久々に古い模型をいじってみました.
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写真はGEM MODELSがORYMPIAで作ったペンシーのN-8カブースで,N氏より譲り受けたものです.今となっては貴重な製品で,塗装も綺麗に仕上げられてい る(ファクトリーペイント?)のですが,台車の枕バネを真鍮プレスのパーツで可動式として凝っているのが災いして,4個あるべきパーツが1個欠品していま した.そこで,少々面倒ですが,自作で枕バネをそれらしく作ってみることにしました.
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オリジナルは真鍮製ですが,ちょっとバネ性能を重視して0.1mm厚のステンレスを使うことにしました.100×200mmサイズのステンレス板なら,東急ハンズで200円程度で入手できます.
  まず切断機で5mm幅の帯板を切り出し,そこにボール板でφ1mmのボス穴を開けます.薄板とはいえステンレスは大変硬いので,ドリルの刃先もけっこう 滑って悪戦苦闘,さらにカッターで辛抱強く筋彫りをして,ようやく枕バネの形に切り出しました.オリジナルの枕バネ中央にあるスリットはとても無理なので ギブアップ.
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あとは楽しい仕上げ作業です.まず,折角インテリアが入っているのに茶色一色なので,床下にマスキングのうえで室内の椅子仕切りをクリーム色にスプレー.そしてタミヤのエナメル塗料で手すりを黄色く色差しします.最後に窓セルを貼って再組立して完成です.
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バウザーのプラ製品と並べて撮影.屋根の色は1950年代前半までは茶色だったようですので,これで塗色とアンテナ有無による2バージョンが揃いました.並べてみて気がついたのですが,バウザーのN-8はカブースなのに何でコイルバネ台車を履いているんだろう…(汗)