この場所で隔週でブログを書くようになって早くも半年.本欄のタイトルが“モデラーな日々”と謳っているにもかかわらず,ちっとも模型を作っていない… ということで,今回は反省の念も込めて,久々に米国型のプラキットを引っぱり出してみました.
とれいんの連載“米国客車の楽しみ”でも度々ご紹介した,ブランチライン・トレインズ“BLUEPRINT”シリーズの重鋼製客車ですが,今回は“80' SINGLE WINDOW COACH”のニュー・ヘヴン鉄道塗装をご覧に入れましょう.
見ての通り,接着剤のみで組める塗装済プラキットですが,パーツ点数がとても多いので,腰を落ち着けて組むとなると,休日まる一日ぐらいは余裕でかかります.なにしろ窓ガラス一枚一枚を側板にゴム糊で固定しなきゃならないし.
ただしプラ製とはいえ,重鋼製客車の特徴を良く捉えたプロポーションの良さはダントツ.手持ちのショアハムーサムホンサ製プルマン寝台車の真鍮モデルと繋げても,全く違和感がありません.
その見栄えの良さに惚れて,同社のキットは今までに10輛近く組みましたが,やはり現在の市場では組み立ての面倒さが嫌われているようで,このところ新製
品が停滞気味なのが寂しいところ.プルマン寝台車のペンシー戦前塗装なんか出してくれたら,ばんばん買って“ブロードウェイ・リミテッド”のヘビーウエイ
ト編成を組むのになぁ.
車体のリベット表現などもウォルサーズ製重鋼製客車などに比べてスケール感に優れていて実感的.さらにカプラー胴受け廻りや床下のディテールは真鍮モデルと
見紛うばかりの細密さですから,これでキットが約40$ってのは,客車ファンにとっては実に有り難い製品だと思います.
さて,ニューヨークから北へと向かうニュー・ヘヴン鉄道(New York, New Haven & Hartford
Railroad)ですが,ニューヨークーボストン間のメインルートへはペンシーからの直通列車“セネター”を乗り入れていたこともあって,東部(特にペ
ンシー)好きの私としては外せない鉄道の一つです.電化区間を走った様々な電気機関車など,話題は尽きませんが,そのあたりはまた次回に…
posted by 平野 聰