このところ,表に出ての撮影取材が続いている.門司港の翌日には元東京機関区での“ブルートレイン牽引機撮影会”があった.この時には,門司港でご一緒したK社のTカメラマンとともに,周囲から“なんで北九州から“はやぶさ”に乗って来なかったの”と,寝台券を確保できるはずもないのに,無理難題をいわれてしまった.
 その週末は大阪の近鉄高安車庫へ新特急車22600系の撮影.とりあえずは4月号でニュースとしてお目にかけたが,次号で折り込み詳細図面とともに,綿密な紹介記事を掲載することになっている.
 翌週には東京駅で“富士・はやぶさ”のお見送り.普段ならこういうイベントには出かけないのだけれど,東海道本線の起点である東京駅から,定期での機関車牽引列車がなくなるとなれば,その最終(厳密には前日までが1列車であって,13日夜は“またがり列車”として9001という臨時列車の番号を与えられていたのだけれど)発車の現場に居合わせておきたくなったのである.
 そしてつい数日前,19日には東北本線の小山車両センターで,“日光線レトロ計画”の一翼を担う107系電車の新塗装車が披露された.装いを新たにしたのは外観だけで,内装は従来のままだというが,大宮支社の心意気は,日光線用107系のうちの一部を塗り替えるだけでなく,8編成全てを模様替えするという規模からうかがい知ることができる.
 既に日光線では大沢など一部の駅で,ネオクラシックなデザインの本屋に建て替えられつつあり,駅名標や時刻表などもテーマカラーである“クラシック・ルビー・ブラウン”を採り入れて,沿線に多い明治の洋館などへ観光客を呼び込もうという趣向.
 これまでは観光キャンペーンといっても,車輛…それも一部編成だけにラッピングを施す程度が多かったのが,今回は路線全体での“クラシック化”.うまく効果を発揮するよう,祈りたい.

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車体裾から865ミリまでが“クラシック・ルビー・ブラウン”.幅60ミリの金帯を挟んで上半分はアイボリーに装われている.最初はN2編成に施工.

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ヘッドマークや扉脇のワッペンは編成ごとにデザインを変える予定.全編成への施工完了は来年1月頃の予定.