鉄道の現場への立ち入りが厳しく制限されるようになって,どのぐらい経つだろうか.
いや,昔だって無秩序に自由だったわけでは,もちろん,ない.しかし,ほとんどの場合,中学生が事務所へ顔を出して,写真を撮りたい旨を申し出れば,住所氏名を記帳するだけであとは“放し飼い”だった.
だから,高校生が,趣味として組立暗箱写真機を使っての形式写真撮影などということも可能だったわけで,今振り返れば,なんとものどかな時代だったといえる.翻っては,“なんでこんなに厳しくなってしまったのだろうか”という疑問もある.いや,種々時代の背景などはよぉく理解した上での,“素朴な疑問”であるわけだが.
現場での車輛や施設や人々との,距離のない触れ合いによって得られた知識やおつきあいの成果として,車輛の構造や鉄道の運行システムを深く理解することができたと思うわけで,現代の若いファンは,そういう意味では可哀想だと思う.
そんな中で,日を決めて現場公開が実施されることが増えたのは,素直に喜ばしいことだと思う.いにしえとは違ってさまざまな制限があるのは残念だけれど,贅沢はいえないと思う.
僕も,時間の都合がつけば,できるだけ訪問したいと思ってはいるのだけれど,なかなか実現しない.欲求不満が溜まることこの上ない.そこで(?),先週の日曜日には,なんとか時間を捻出してJR貨物の“隅田川駅貨物フェスティバル2016”へ出掛けてきた.
この駅を訪問するのは,現金輸送車マニ30が引退して北海道まで回送されるのを見送って以来だから,もう10年以上経つことになる.撮影取材ではない貨物駅訪問は,3年前の春,開業40周年を記念しての東京貨物ターミナル駅訪問以来ということになる.
公開されたのは駅構内南東部の一隅.東京貨物ターミナルと違って恒例行事となっているのだけれど,僕は初訪問.機関車はEH500とDD51,そして“お楽しみ”のプラスαが展示されることが判っていた.その他に貨車やコンテナを,どのぐらい見ることができるのかは不明という状態…….

DD51は800番代最終番号の1805.“プラスα”は,国鉄色に復帰したEF65 2139だった.架線のない線路にもかかわらず,きちんとパンタグラフを上昇させていたのが,とても嬉しかった.EH500は59.こちらは荷役ホームの端に押し込められて全景を拝むことができなかったのが残念.
広大な東京貨物ターミナルと比較してしまうと可哀想なのだが,機関車はこの3輛だけ.他に珍しいコンテナや貨車が集められている様子はなかった.けれど,さり気なくふだんの状態で並んでいる各種コンテナを自由に観察できるのは嬉しいこと.

最初に目に入ったのがUF45A-38001.東札幌日通輸送が保有する冷蔵コンテナ.調べてみたら,かつては西松浦通運の保有だったらしい.38001から38006までの6個が確認されているようだ.既に東北本線で見かけている可能性はあるが…….

続いてはフォークリフト乗車体験会場の横で見つけた白い無蓋コンテナUM12A-105445,105449,105483.日本フレートライナーの保有.昨年から始まった東京23区のゴミ焼却灰輸送用.1個だけ緑色の105380はDOWA通運の汚染土輸送用.

同じエリアの別の場所には,今や懐かしの存在となったコンテナブルーの箱が.18D-7059だっただった.番号に横線が引かれているので,既に廃棄されたものだが,倉庫か何かに使われているのだろう.この色と帯デザインのコンテナが登場した頃には“新時代がきた!”と思ったものだが,それから幾歳月….

最後はワキ5000の置き替え用として平成2/1990年に登場した30Aと,30Dコンテナの“壁”.左端の廃コンテナ30A-181は下1/3が黒く塗られたJRFレッド塗り初期バージョン.泥などのはね上げによる汚れが目立たないようにと黒くしたもの.数が少なくてあまり撮影できないうちに淘汰が始まってしまった.夜間のフォークリフト作業に支障することがあるということで,JRFレッド一色に変更されたのが右の30A-222.右端の30D-276は2年前から登場している,帯やコーポレートマークが省略された30Dの最新バージョン.さらに右端に少し写っているコンテナに記されている運用表も興味深い.
ほんの数時間の滞在だったが,知らなかったコンテナや再確認できたコンテナなど,得るものは多かった.ここの公開での名物(?)であるという北海道産たまねぎとジャガイモは,僕が到着した時には既に売り切れ!これが唯一,残念なことだった.次回に期待しよう.
いや,昔だって無秩序に自由だったわけでは,もちろん,ない.しかし,ほとんどの場合,中学生が事務所へ顔を出して,写真を撮りたい旨を申し出れば,住所氏名を記帳するだけであとは“放し飼い”だった.
だから,高校生が,趣味として組立暗箱写真機を使っての形式写真撮影などということも可能だったわけで,今振り返れば,なんとものどかな時代だったといえる.翻っては,“なんでこんなに厳しくなってしまったのだろうか”という疑問もある.いや,種々時代の背景などはよぉく理解した上での,“素朴な疑問”であるわけだが.
現場での車輛や施設や人々との,距離のない触れ合いによって得られた知識やおつきあいの成果として,車輛の構造や鉄道の運行システムを深く理解することができたと思うわけで,現代の若いファンは,そういう意味では可哀想だと思う.
そんな中で,日を決めて現場公開が実施されることが増えたのは,素直に喜ばしいことだと思う.いにしえとは違ってさまざまな制限があるのは残念だけれど,贅沢はいえないと思う.
僕も,時間の都合がつけば,できるだけ訪問したいと思ってはいるのだけれど,なかなか実現しない.欲求不満が溜まることこの上ない.そこで(?),先週の日曜日には,なんとか時間を捻出してJR貨物の“隅田川駅貨物フェスティバル2016”へ出掛けてきた.
この駅を訪問するのは,現金輸送車マニ30が引退して北海道まで回送されるのを見送って以来だから,もう10年以上経つことになる.撮影取材ではない貨物駅訪問は,3年前の春,開業40周年を記念しての東京貨物ターミナル駅訪問以来ということになる.
公開されたのは駅構内南東部の一隅.東京貨物ターミナルと違って恒例行事となっているのだけれど,僕は初訪問.機関車はEH500とDD51,そして“お楽しみ”のプラスαが展示されることが判っていた.その他に貨車やコンテナを,どのぐらい見ることができるのかは不明という状態…….

DD51は800番代最終番号の1805.“プラスα”は,国鉄色に復帰したEF65 2139だった.架線のない線路にもかかわらず,きちんとパンタグラフを上昇させていたのが,とても嬉しかった.EH500は59.こちらは荷役ホームの端に押し込められて全景を拝むことができなかったのが残念.
広大な東京貨物ターミナルと比較してしまうと可哀想なのだが,機関車はこの3輛だけ.他に珍しいコンテナや貨車が集められている様子はなかった.けれど,さり気なくふだんの状態で並んでいる各種コンテナを自由に観察できるのは嬉しいこと.

最初に目に入ったのがUF45A-38001.東札幌日通輸送が保有する冷蔵コンテナ.調べてみたら,かつては西松浦通運の保有だったらしい.38001から38006までの6個が確認されているようだ.既に東北本線で見かけている可能性はあるが…….

続いてはフォークリフト乗車体験会場の横で見つけた白い無蓋コンテナUM12A-105445,105449,105483.日本フレートライナーの保有.昨年から始まった東京23区のゴミ焼却灰輸送用.1個だけ緑色の105380はDOWA通運の汚染土輸送用.

同じエリアの別の場所には,今や懐かしの存在となったコンテナブルーの箱が.18D-7059だっただった.番号に横線が引かれているので,既に廃棄されたものだが,倉庫か何かに使われているのだろう.この色と帯デザインのコンテナが登場した頃には“新時代がきた!”と思ったものだが,それから幾歳月….

最後はワキ5000の置き替え用として平成2/1990年に登場した30Aと,30Dコンテナの“壁”.左端の廃コンテナ30A-181は下1/3が黒く塗られたJRFレッド塗り初期バージョン.泥などのはね上げによる汚れが目立たないようにと黒くしたもの.数が少なくてあまり撮影できないうちに淘汰が始まってしまった.夜間のフォークリフト作業に支障することがあるということで,JRFレッド一色に変更されたのが右の30A-222.右端の30D-276は2年前から登場している,帯やコーポレートマークが省略された30Dの最新バージョン.さらに右端に少し写っているコンテナに記されている運用表も興味深い.
ほんの数時間の滞在だったが,知らなかったコンテナや再確認できたコンテナなど,得るものは多かった.ここの公開での名物(?)であるという北海道産たまねぎとジャガイモは,僕が到着した時には既に売り切れ!これが唯一,残念なことだった.次回に期待しよう.