NY-20100621
NMRA RP-25の車輪断面形状(数値はcode126の場合)

今日(21日)は月刊『とれいん』の発売日です。覚えてらっしゃいましたか?(笑)忘れていた方はいますぐ書店か模型店へGO!もしくはネット書店へアクセス!

今月号は年に3回ある特大号です。特集“湘南電車と横須賀線”の内容はここをご覧いただくとして、今回はP112掲載の大東孝司氏による“NMRAの車輪形状RP-25は最高だろうか -15年間の走行試験の結果より-”をさわりだけですが紹介したいと思います。

大東孝司氏といえば模型業界で常識とされていること、特に塗装・ギヤ・車輪など、基本的であり、誰も疑問など抱かない事柄に、敢えて疑問の目を投げかけ追求される方です。1980年代に氏による記事が何度か掲載されていた事を覚えていらっしゃるでしょうか。本誌としてはしばらくご無沙汰でしたが、2月号では久しぶりに“追悼 祖父江欣平氏 -職人気質を貫いた昭和の名工の生涯”を執筆していただきました。

さて、今回はNMRA(National Model Railroad Association)の推奨規格(Recommended Practices)の1つである車輪の断面形状、RP-25(PDFはこちら)についての考察と新しい車輪断面形状(Lo-D)の開発に至った経緯を分かりやすく解説していただいております。

詳しくは本文をお読みいただくとして、私も驚いたことはNMRAの規格は決して完璧ではないということ。RP-25は1967年に制定され、すでに1971年『鉄道模型趣味誌』No.206の“ミキスト”欄にて紹介されており、存在を知っている人は多いはずです。その後特に変更も加えられず現在に至るわけですが、この規格では急カーブの多い鉄道模型ではフランジが当たってしまい抵抗が多くなってしまうのです。また、それにも増して驚かされたのはRP-25のcode表に出ている数値にいくつか間違いがあることです。誌面では大東氏が「まずまずな数値」とおっしゃったcode126を掲載しています。

このような問題を解決すべく大東氏はLo-D(Low Drag)車輪を開発するのです。この車輪の要となるのはフィレットです。これ以降はどうぞ誌面をご覧ください。

最後に3D PDFをリンクしておきます。レンダリングはBunji Izumi 氏によるものです。

因みにLo-D車輪(Oゲージ:32mm)はHINODE MODELにて分売される予定です。


諸事情で販売が遅れていましたLo-D車輪は大東様から「9月には再生産できる」とのご連絡がありました。ご希望の方はもうしばらくお待ちください。