先日、編集部宛に届いたリリースに面白いものがありました。『大人の科学マガジン』編集部編の『もう一度みたい!科学と学習』(Gakken Mook刊)です。リリースによると当時『科学』と『学習』で学んだ子供が多かった現在30・40代向けの本だそうです。内容については上記リンクを見てください。
確かに『科学』と『学習』を読んでいた友達は多かったですね。周囲では2~3人に一人は購入していたように思います。ただ、残念ながら私の家庭では付録がオモチャっぽいという理由で小3まで『学習』しか買って貰えませんでしたけど・・・
一方、小学館の『小学○年生は』はマンガ・アニメ・アイドルネタが多く、内容がややミーハーでした。『小学○年生』はドラえもんとか、聖子ちゃん、たのきんトリオなどが表紙を飾っていたので私も欲しかったのですが、一度も買って貰えませんでした。親が言うには内容が低俗だそうです(あくまで親の意見です)。あれが低俗で『科学』と『学習』で連載されていた“まいっちんぐマチコ先生”はOKなのですから、よく分かりませんね。まぁ、“8時だヨ!全員集合”がNGで、“オレたちひょうきん族”はOKの家庭ですから、判定基準はかなり偏見で歪められていたことは論を俟たないですが(笑)
さて、こんなリリースが来たものですから、つい欲しくなってしまいました。別に現物が編集部に来るわけではありませんよ。ちゃんと個人で買いました。
大人の科学マガジン編集部編ですからね。もちろん付録は付いています。豆本と人体骨格モデルです。amazonのレビューでは付録は賛否が分かれたようですが、雑誌付録としてはこんなものでしょう。
さすがに30代も後半になると、あっという間に組み立てることができる(笑)内容です。ふ~ん、と眺めていると、なんと“蓄光顔料入り”とあるではないですか。そこで部屋を暗くしてみると右のようにボンヤリ光りました。
ふ~ん。
いや、批判ではないのですが、やはりこの歳になると感動はしませんね。せめて日光カメラか、ラジオ、それが無理ならカブトエビの粉末を入れてもらいたかった。
そうそう、『科学』と『学習』って昔は学校内で売ってたみたいですね。私の周囲(埼玉県南東部)ではそんなことなかったですが、平野君の地元(千葉県北西部)ではまだ学校で売っていたようです。どうして学校内で堂々と売れたのかは謎です。
そんな『科学』と『学習』も今年に入り、1冊のみ刊行したところで、休刊となってしまいました。読者の減少が止まらなかったとのこと。ほかの形でも良いですから、付録を通して学習する本は消えないで欲しいと思います。