7月発売の,とれいん8月号(通巻548号)では,MODELERS FILEとして,しなの鉄道で活躍中の115系電車を採りあげた.5月号(545号)での模型記事に連動しての企画であるわけだが,同時に,同社念願の新造車輛SR1系電車デビューのタイミングに時期を合わせた記事でもあった. よ
久し振りのしなの鉄道沿線で見たこと
速報! 箱根登山鉄道全線復旧
今日7月23日,箱根登山鉄道鉄道線の全線が復旧し,始発電車から通常の営業運転が再開された.始発電車には既に30名ほどの乗客があったそうだが,僕が現地に辿り着いた頃には,お客さんの数は完全に“日常”だった.上大平台信号場に到着する強羅行き108の編成……この運転再
今度は飯田橋駅のホーム移転
先週のここでは,中央本線の御茶ノ水駅と千駄ヶ谷駅の変化を観察してお話してみた.その直後,7月12日の始発から,今度は飯田橋駅のホームが移転し,新築中だった西口の駅本屋もめでたくオープンした.この工事についてはJR東日本のウェブサイトで2014年7月2日に概要が発
御茶ノ水と千駄ヶ谷駅の変身と現況
東京都内を東西に横切る中央本線は,お壕端を走ることもあって,大好きな路線のひとつである. その中央本線には緩行線と急行線があってそれは昭和7/1932年に完成し…などというのは,ここでは要らぬ講釈. 長らく東京の人々に親しまれてきたこの区間,僕が東京に住むよう
西武鉄道2000系2063編成から通風器が消滅 空調装置が全部新型に
先週は東急5050系アンテナについて記した. その観察のために西武池袋線を走る電車の屋根を見続けていたら,西武の2000系2063編成で,あれ?狙っているとなかなか遭遇できないのが常.屋根を塗り替えた状態の編成全体を撮影することができたのは,6月12日の夕方の江古田駅
その後の東急電鉄5050系電車の変化
東急電鉄5050系にアンテナが増えたと記したのは,5月28日付けのここだった. その後,機会あるごとに観察していたところ,6月6日には5163の編成で新しい2本のアンテナを確認した.“THライナー”の試乗会に向かう途上,富士見台の駅で反対方面行きの電車を見たら,5163
虎ノ門ヒルズ駅開業
前々回のここで,東武鉄道70090型による東京地下鉄日比谷線直通有料座席指定列車“THライナー”試乗会をレポートした. その末尾に,------さて,ここまでやってきたからには,この日に開業した東京地下鉄の虎ノ門ヒルズ駅も体験してみたくなるのは当然の成り行きというもの
東海道新幹線 N700Sの量産編成に乗ってきた!
より洗練された東海道新幹線用車輛としてJR東海が開発を続けてきたN700S系電車が,いよいよ7月1日から営業運転に投入される. この電車については,性能確認編成の落成時報道公開を松本正敏さんがレポートしてくださっているのを皮切りとして,豊橋まで試乗した時のことな
東武鉄道/東京地下鉄“THライナー”営業運転開始
またたく間に1週間近くが経ってしまった……6月6日土曜日の朝,東武鉄道久喜駅は明るい空気に包まれていた.この日に実施されたダイヤ改正によって,有料座席指定列車“THライナー”の営業運転が始まるからである. COVID-19の影響による制限はあるとはいえ,本当に久し
渋谷駅の新しい山手貨物線ホーム
埼京線や湘南新宿ライン,N'EXや“踊り子”が発着する山手貨物線の渋谷駅ホームが新しくなった.その工事の様子を初めて具体的に記したのは,多分2018年6月7日のここではないだろうか.それ以前から東京地下鉄銀座線渋谷駅,さらには東急電鉄東横線渋谷駅の大工事が続いて
東急電鉄5050系アンテナ増設 数が増えた丸ノ内線2000系
今週は二題噺である.昨日の夕方近く.四谷から早稲田を経由して新宿三丁目という,なんとも難しいルートでの仕事が連なっていた.その最初が東京地下鉄丸ノ内線の四谷駅というわけである. この駅に降り立つのは去年の春以来.新型車2000系が登場して間もない頃のことだっ
久し振りの京急品川駅で出会った電車たち
今週の火曜日,久し振りに京急電鉄線沿線に出かける必要が生じた. 用事そのものは順調に終わって,次の約束まで少し時間のよゆうができたものだから,電車を降りてからもホームでそのまま,往来する電車を観察してみることにした. 最初に気付いたのはホームの固定柵.いつ
初夏がやってきた江古田駅での30000系と20000系 西武鉄道と小田急電鉄と東京地下鉄からオンライン会議のお供が……
今日の江古田界隈は,気温は高いものの湿度は低くて,実にさわやかな,“絵に描いたような初夏模様”だった.だから,駅前での用事も,とっても気分よく……で,ちょっと遠回りして,このところ定番となっている人通りの少ない道で少したたずんでいたら,やってきた30000系が
2019年秋 新潟地区のキハ40系との出逢い.
結局のところ,ほぼ自宅での編集作業に終始した連休だった.予定通りではあるのだけれども.その作業中,とれいんの先月号(5月号)を読み返していたら,“いちぶんのいち情報室”で“只見線キハ40系引退”という情報が目に入った. 不通区間の運転再開を前にして,新津運輸
西武鉄道20000系と その電動空気圧縮機
早いもので4月も今日でおしまい.この時期は,いわゆる大型連休を尻目に,5月発売号の編集追い込み時であって,[連休,なにそれ]状態がもう半世紀近くも続いている.とりわけ今年は,COVID-19蔓延のあおりで,まったく前例のない情勢となっている. 池袋の駅は,もう2週間
さらにその後の西武池袋線
先週のここで,西武鉄道池袋線の電車の顔触れに変化が出ているようだと記した, その中で,20000系8連の第3編成(20153編成)について--------と,思っていたら一昨日の朝,池袋からの普通電車で20000系8連の第3編成が使われているのを目撃…したような気がした.この編成
この春の西武池袋線
3月14日のダイヤ改正で西武鉄道のNRAこと10000系特急電車と4000系が池袋線の所沢以東から姿を消すと,3月5日のここでお話しした.その後の様子は,折からのCOVID-19の流行による外出自粛要請が出されたという情勢もあって,記録がままならない. そこで?時計の針を2ヵ
東急電鉄東横線の新車と“NO END 東横 渋谷ターミナル”キャンペーン
西武鉄道池袋線沿線住民ながらも東急電車には親しみ深い日常である.東京地下鉄副都心線を介して乗り入れてくる…それどころか,タイミングによっては,“ここはどこ?”状態になることもしばしばである.なにしろ,いつも使っている駅に停まっているのが両側のホームともに
近鉄新鮮魚車輛デビュー
【記事:横川 和明・撮影:なんこう】3月14日はJR・私鉄の多くでダイヤ改正が行われ,併せて様々な車輛の世代交替劇が繰り広げられた.その一つ,近鉄の鮮魚列車2680系も3月13日(金)をもって引退し,代わりに3月16日(月)からは2410系2523+2423編成のうち,鮮魚専用車輛に改造
JR東日本高崎支社のリニューアル旧型客車お披露目
昨年9月19日付のここで,JR東日本高崎支社の旧型客車リニューアルについてお知らせした. 同支社には現在.3輛のオハ47(オハ47 2246, オハ47 2261, オハ47 2266),1輛のスハフ32(スハフ32 2357),2輛のスハフ42(スハフ42 2173, スハフ42 2234),1輛のオハニ36(オハニ36
2020年3月14日 西武池袋線のダイヤ改正で変わること
先週のここでは,西武鉄道池袋線にデビューしたばかりの40000系ロングシート車をご紹介した.今週は一転して,ダイヤ改正によって消え行くスターたちのことをお話してみようと思う.最初はNRAこと10000系電車.1994 年に二代目の“レッドアロー”としてデビューしてから,気
西武鉄道40000系ロングシート仕様 公開
“2020年の元日は幸先よく穏やかに始まった”と題した今年最初のブログの中で,西武鉄道40000系ロングシート仕様編成の運用が始まったとお伝えした. そこでは,トイレがないこと,列車無線アンテナが2本になったこと,非常用車椅子はなくなった“らしい”ことを確認したが
お茶の水橋と御茶ノ水駅
1月末の東京では,お茶の水橋で都電のレールが発掘されたと話題になった. お茶の水橋とは,JR東日本の中央本線御茶ノ水駅と地下鉄丸ノ内線の御茶ノ水駅に隣接する鋼橋で,“いつもの”土木学会“歴史的鋼橋集覧”によれば,昭和6/1931年の横河橋梁製だそうである.長さは
原宿駅変貌
明治神宮参拝の玄関口であり,正月には神宮の境内に接して臨時改札が設けられ,構内の北側には宮廷専用ホームがあり……. 東京23区内のJR東日本では最古の木造建築となった駅本屋のある駅というだけではなく,数多くの特徴を備えた駅,それが山手線原宿駅.このブログのテ
近鉄“ひのとり”80000系電車 デビュー近づく!
今週の月曜日,デビューが近づく近鉄80000系電車“ひのとり”を撮影してきた……このところ毎週月曜日といえば撮影取材.先週はJR東日本のE261系,その前の1月20日は京急ミュージアムだった…….この近鉄80000系電車,既に昨年の11月19日と20日には第1回目の報道公開が高