◆懐かしの関東地方小私鉄今では季節を問わず観光客で大賑わいの江ノ島電鉄ですが,存続が危ぶまれた時代もありました.流れを変えた要因はいくつもあるでしょうが,画期的な新造車1000形の投入も,大きな役割を果たしたのは間違いないところです.その1000形がデビューした4
Rail No.121 1月21日(金)発売
レイルNo.120は東北と常陸のC51 東北の小私鉄 汽車電車と記念写真の第3回
10月に発売のレイルNo.120.既にご覧になっている方は,表紙に登場した異形のC51に驚かれたに違いない.それは編集担当の僕とて同じことで,アルバムに貼られたプリントを見て,“度肝を抜かれた”というのが,偽らざる感想であった.誰かが評して“太鼓腹”.まことに言い得
Rail No.120 10月21日(木)発売
◆昭和30年代東北の私鉄東北地方にはさまざまな歴史が刻まれ,また,豊かな情景が展開しています.鉄道と,それを取り巻く風景にも,また同じようにたくさんの魅力があります. J.W.HIGGINSさんは,そんな東北に惹かれて,東北各地に数多く存在した私鉄や路面電車の風景や車
レイルNo.119はEF65 500番代と京都N電その後と汽車電車と記念写真第2回
気がつけば今年ももう9月,それも半分以上が過ぎ去った……おなじようなセリフを,なんど繰り返していることだろう. 我等がレイルも,7月にNo.119を刊行して,いまやNo.120の編集追い込みに大童状態である.このNo.120では……という前に,恒例の,No.119の編集こぼれば
レイルNo.118は国鉄蒸気機関車の運転室換気装置とヒギンズさんの蒸機,大津電車軌道,汽車電車と記念写真
身近な西武電車の変化などを夢中になって追いかけているうちに,気がつけば2021年も7月下旬に差し掛かっていた. そしてレイルはEF65 500番代を第1テーマにしたNo.119が発売となっていた. いつもなら発売されてから2ヵ月程度で企画の裏話などをお話しているのだけれど
Rail No.119 7月19日(月)発売
◆EF65 500番代 全盛時代の記憶 昭和40年代から50年代にかけて,いわゆる“ブルートレイン”を牽引するために誕生したEF65の500番代という電気機関車がありました.今回のレイルでは,まさにこの機関車の全盛期ともいうべき昭和50年代の姿を堪能していただきます. 当時,
Rail No.109 鉄道友の会 “島秀雄記念優秀著作賞”受賞
我が国随一の鉄道趣味人の集まりである鉄道友の会では,11年前から“島秀雄記念優秀著作賞”を設け,鉄道趣味の優れた著作物を顕彰しています.今回,レイルNo.109に掲載の,高田 圭さん著“JR奈良線の歴史を探る”が,2020年の定期刊行物部門の著作物として選定されました.
Rail No.118 4月21日(水)発売
◆国鉄蒸機運転室の通風・換気装置 ◆ヒギンズさんの国鉄蒸気機関車 蒸気機関車の乗務員にとって,煙との闘いは生死にも関わる大問題でした.国鉄では各現場や管理局単位でさまざまな工夫が凝らされてきましたが,その全容は明らかになっていません.新澤仁志さんは,貴重
レイルNo.117は 東京の山手線をめぐる と 新京阪鉄道の貨物輸送構想の遺構
東京の山手線が現在の運転形態になったのは大正末のことである.以来90年以上の間にはさまざまなできごとがあった.その全てを語るためには,どのぐらい紙数が必要になるか,見当もつかない. 近年の渋谷駅や品川駅における線路付け替えなどの改良工事を踏まえ,間もなく迎
Rail No.117 1月21日(木)発売
◆東京・山手線をめぐる 原宿駅の謎 高輪海中築堤の発掘東京の山手線は,その成立以来,東京の人々の大切な足として機能してきました. その長い歴史の中には,数えきれないほどのエピソードがありますが,今回はその中から駅本屋の扱いで話題になった原宿駅と,高輪地区
Rail No.116 10月21日(水)発売
京都市電北野線を振り返る◆京都電気鉄道電車の歴史解明 明治28/1895年に,わが国で初めて営業運転を行なった電気鉄道として記憶される京都電気鉄道. 最初は京都と伏見を結ぶ約7㎞で,その後順次,洛内に路線が建設されました.その多くは,大正7/1918年に京都市へ買収さ
Rail No.115 7月18日(土)発売
レイル115号 最新刊のご案内です◆EH500 そして東芝製の直流電気機関車たち芝浦製作所を起源とする東芝…現在の東芝インフラシステムズでは,数多くの電気機関車を製作してきました.第2次世界大戦後は府中工場でEF15やEF58,EF65などを国鉄から大量に受注し,交流電気機
新刊レイルNo.114は京急230形と鉄道員のアルバムと東武電車と都電と再公開のパシナ
今回のレイルNo.114,第一テーマは,京浜急行電鉄のデハ230形の誕生から復元まで. 昭和5/1930年から昭和53/1978年まで50年近く走り続けたこの電車について,誕生時の思い出を月刊時代のレイルから再録し,誕生時からの姿をグラフ構成でたどり,そして,京急グループ本社1
Rail No.114 4月21日(火)発売
レイル114号 最新刊のご案内です◆京浜急行電鉄デハ230形 誕生から復元まで令和元/2019年9月,横浜みなとみらい地区に落成した京浜急行電鉄グループ新本社の1階に,1輛の電車が保存されました.デハ230形236です. この電車は,横浜を起点として三浦半島を一周する鉄道路線
レイルNo.112は国鉄交直流特急電車の“顔”と城東線の駅名標と重要文化財ホジ6014と戦時下の名古屋市電
先週のここで,レイルNo.113をご紹介した.その中で,昨年10月に刊行したレイルNo.112についてのご案内が抜けていたことを記した. まったく迂闊なことで,とっくにご紹介したと思いこんでいたのである.思いこみは,怖い.申し訳ありませんでした.さてそのレイルNo.112.
雄別鉄道の形式図が満載で壮観です.戦時下の名鉄電車や昭和20年代の神戸市電も貴重です.レイルNo.113
1月に発刊のレイルNo.113.巻頭は道東に走っていた雄別鉄道の思い出グラフ.レイルでは初めての宮内明朗さん撮影のカラー写真は貴重である. 続いて,奥山道紀さん提供による,雄別鉄道とその関連車輛の形式図(竣功図表)がずらりと並ぶ.機関車はもちろんのこと,気動車や
Rail No.113 1月21日(火)発売
レイル113号 最新刊のご案内です◆雄別鉄道 風景・保存機・図面集かつて北海道東部の釧路に,雄別鉄道という路線がありました.大正12/1923年に開業し,昭和45/1970年の雄別炭礦閉山と運命を共にして廃止となったこの鉄道には,数多くの車輛が在籍しました.使われた機関車
Rail No.112 10月21日(月)発売
レイル112号 最新刊のご案内です◆国鉄交直流特急電車の顔今回のレイルでは,歴代の国鉄特急電車から,交直流車の“顔”にスポットライトを当ててみました. 481系に始まる国鉄交直流特急電車は,151系電車由来の高運転台ボンネットスタイルを受け継いで,日本全国を駆け巡
レイルNo.111は昭和30年前後の国鉄名古屋駅と名古屋・稲沢機関区 国鉄線を走った小田急LSE 室戸台風による瀬田川橋梁事故 ドイツのパシフィック 国鉄客車最終回
ずいぶんと長いタイトルになってしまったが,7月に発売のレイルNo.111は,全篇が20系寝台客車だったNo.110から一転して,さまざまな話題の寄り合い構成となった.このように変幻自在な組み立てができるのも,レイルのとりえのひとつだと思っているわけだが.最初は荒井友光
Rail No.111 7月20日(土)発売
レイル111号 最新刊のご案内です◆昭和30年前後の名古屋駅と名古屋機関区名古屋在住の荒井友光さんは熱心な模型ファンでしたが,実物の調査記録にも精を出されていました.貴重な写真は名古屋レール・アーカイブスの手によって管理されてきましたが,デジタル保存された写真
“おかげ様で”のレイルNo.110 20系寝台客車の魅力
4月に発売したレイルNo.110だが,ついおとといまで,うちの会社の在庫が切れてしまうという事態が続いていた. 企画の段階で,“もしかしたら……”と思わないではなかったものの,完成して世に出してみれば,予想を大幅に上回るご好評をいただいたようで,追加のご注文が
Rail No.110の増刷完了のお知らせ
大変お待たせいたしました。Rail No.110の増刷が完了いたしました!ご購入は、書泉グランデ、書泉ブックタワー、Models IMON各店舗のほか、全国書店・模型店にてご注文いただけます。また、WEB Shop「e-shumi.jp」でもお買い求めいただけます。ご希望のお客様はぜひお早めに
Rail No.110の取扱書店について
Rail No.110はおかげさまで大変ご好評をいただいており、弊社在庫が一時的に品切れとなっております。そのため、追加手配に1か月程お待ちいだいている状 況です。 参考のため、Rail No.110を多数お取り扱いいただいている書店の一部を下記にご紹介します。 なお、ご
Rail No.110 4月20日(土)発売
レイル110号 最新刊のご案内です◆20系寝台客車の魅力冷暖房完備,固定式側窓,固定編成,集中式電源供給……昭和33/1958年,それまでの国鉄客車の概念をすべて覆す客車が登場しました. 今回のレイルでは,その20系客車の魅力を,存分に味わっていただきます. 昭和30年
1月発売のレイルNo.109はED16と奈良線と駅名標
先々週のここで“もうお彼岸じゃないか”と記したが,それもあっという間に過ぎ去ってしまい,もはや新しい元号である令和に突入しそうな勢いである. だからレイルのことといえば,頭の中はもう今月発売のNo.110のことで一杯. でも,1月に発売のレイルNo.109のことも,