2022年の11月,東京のベイサイドエリア,豊洲の一角に明治の英国製蒸気機関車が姿を現わした.元鉄道院400形403,西武鉄道4号機関車である. これは芝浦工業大学附属中学高等学校が開学100周年記念事業の一環として西武鉄道から譲り受け,整備保存したものである. レイル
レイルNo.125は鉄道院400形403の保存と多摩湖鉄道の100年,ヒギンズさんの静岡の私鉄
レイル No.124はヒギンズさんの愛知岐阜三重と,大阪の蒸気機関車
気がついたら,もうレイルNo.125の発売月である.124はいつご紹介したかと思ったら,なんと,まだだった.そのレイルNo.124.表紙は三重交通北勢線の列車.裏表紙は川西池田駅でのC57とD51の出会い.三重交通の電車は,すっかりお馴染みとなった,ヒギンズさんの私鉄巡りの中
レイルNo.123は“セノハチ”と国鉄パシフィック機と英国式ポニーワーレントラス桁
今年ももう9月下旬.次のNo.124の予告も公表したところでの,No.123のご報告である.今回の第一テーマは,なんといっても“セノハチ”.山陽本線の瀬野と八本松の間の,いわゆる“セノハチ”.この区間の勾配への挑戦については,昭和の初めのC52投入から現在のEF210-300番
東北新幹線開業40周年記念号出発式
カメラマンの松本正敏です。先日こちらで鉄道開業150周年記念E2系の200系開業時塗装を紹介しました。実はこちらは東北新幹線開業40周年記念も兼ねており、2022年7月2日 開業出発駅である大宮駅にて[東北新幹線開業40周年記念号出発式]が開催されました。その式典の一部を撮影
レイルNo.122はキハ42000・キハ07形
今年も早いもので半分が過ぎ去ろうとしている.お蔭様でレイルも4月発売のNo.122や,その前のNo.121がご評価いただいているようで,手持ちの在庫が,いつもに比べて少なくなっている.迷っておられる,そこのあなた,ぜひ早い目のご決断を!さてそのレイルNo.122,メインテ
函館本線ニセコ駅周辺の鉄道遺跡群
北海道のニセコといえば……C62の重連を思い浮かべる人,スキーリゾートを想う人,JR北海道が初めて完全自作したリゾート列車“ニセコエクスプレス”を思い出す人……それぞれさまざまだろう.あるいは,とれいん誌の熱心な読者なら,荒川好夫さんの写真展などを催している有
そして生まれ故郷へ里帰りを果たしたデハ5015
昨日のここで,--------そういえば,この運転室との仕切り窓を埋める改造を写すことができたというエントリは,同時に初代5000系の里帰りを報じるエントリでもあった.一昨日のインターネットニュースを見ていたら,長野の屋代で積み込み作業が行なわれたという記事を発見し
レイルNo.119はEF65 500番代と京都N電その後と汽車電車と記念写真第2回
気がつけば今年ももう9月,それも半分以上が過ぎ去った……おなじようなセリフを,なんど繰り返していることだろう. 我等がレイルも,7月にNo.119を刊行して,いまやNo.120の編集追い込みに大童状態である.このNo.120では……という前に,恒例の,No.119の編集こぼれば
2019年秋 新潟地区のキハ40系との出逢い.
結局のところ,ほぼ自宅での編集作業に終始した連休だった.予定通りではあるのだけれども.その作業中,とれいんの先月号(5月号)を読み返していたら,“いちぶんのいち情報室”で“只見線キハ40系引退”という情報が目に入った. 不通区間の運転再開を前にして,新津運輸
1月発売のレイルNo.109はED16と奈良線と駅名標
先々週のここで“もうお彼岸じゃないか”と記したが,それもあっという間に過ぎ去ってしまい,もはや新しい元号である令和に突入しそうな勢いである. だからレイルのことといえば,頭の中はもう今月発売のNo.110のことで一杯. でも,1月に発売のレイルNo.109のことも,
レイル No.108は京都周辺の鉄道 ED40保存 など
10月に発刊したレイルNo.108. 巻頭では,京都駅と梅小路周辺の鉄道情景を,小寺康正さんのアルバムから,有名撮影地ではない,普段着の京都を感じさせてくれる情景の数々をご披露いただいた. 西宮に住んでいた中学生にとって,京都は遠い地であったけれど,“万難を排し
レイルNo.107は国重要文化財指定に答申の ED4010とED161 ほか
一昨年の汽車会社製蒸気機関車230形233,昨年の東京地下鉄道1001と鉄道院ナデ6141に続き,今年の3月に新たな国重要文化財としてED4010とED161を指定するよう答申があった. 蒸気機関車,電車に続いて電気機関車というわけである.いずれも国産車というところに意義があり,
赤、白、黄色。
カメラマンの松本正敏です。西武鉄道多摩川線では、昨年(2017年)「多摩川線開業100周年」として「伊豆箱根鉄道創立100周年」とのコラボ企画でN101系1編成を伊豆箱根鉄道1300系と同じカラーで、9月29日~12月31日まで走らせていました。残り3編成には3色の100周年のヘッドマ
機関車“IZUMO”のクリスマス
大井川鐵道を訪問したことのある方なら,新金谷駅前の“プラザロコ”という施設があるのをご存じのことと思う. その館内には2輛の蒸気機関車が保存されている.奇しくも,2輛ともにドイツ・コッペル製で,1輛は大正13/1924年製の元日本ステンレス直江津の 1275形機関車
三浦 衛さんの“長野を走った東急5000系”ウェブページ
三浦 衛さん.最初の出会いがいつだったかは,記憶にないほどにはるか彼方の大昔.少なくとも彼が鉄道ジャーナル社に入社した直後のはずだから,もう30年以上も前であることは間違いない. 僕は三浦さんのことを,勝手に友だちと思いこんでつきあっている.ほぼ同年代で,
今はなき京成貨電
2009年12月号の京成に続いて,2010年新年号では東急と,とれいん得意の私鉄電車特集が続きましたが,お楽しみいただけましたでしょうか.本誌の方ではこってりしたテーマが続きましたので,今回はちょっと変わりダネの車輛を息抜きに御覧いただきましょう. 首都圏の私鉄で
青森駅 〜1本のカセットテープから〜
我 が家の引き出しに大事にしまわれている1本のカセットテープがあります.「駅」という題名で,片面30分,計60分です.1985年,アポロン音楽工業株 式会社が販売し,¥2,000であった.ということはテープの裏面からわかりますが,当時どのような状況で,どこで買ったのか,
DE10の思い出 三題
鉄道好きのくせに出不精という,フィールドワークにはとんと不適格な私ですが,数少ない撮影行のなかで,何かと印象に残っているのがDE10という機関車です. 一昨年,廃止直前のくりでんを日帰りで訪ねたのですが,途中の小牛田駅で一時間も足止めを食らってしまい(実は接
最新の取材写真から58654を…
世の中で流行っている“ブログ”なるものを,僕も2週に一度とはいえ書き始めることになったわけだが,さて,どんな話題を展開してみようか……って,日常のことなどを主にということだから,やはり,あちこちに出かけた話が中心になるのだろう. このところ,いつもにも増