毎日毎日,当たり前のように使っている江古田駅.改築が真っ盛りのころには,小まめに観察しつつ写真での記録も欠かさなかった…例えば平成22/2010年12月17日のここ…けれど,完成してしまったら,気が抜けたようにカメラを向けることが少なくなったし,観察も疎かになってい
西武池袋線江古田駅の回顧写真展と北口の江古田市場
東京オリンピックと新幹線 江戸東京博物館
このところ,少なくとも東京では右を向いても左を見ても,東京オリンピックか新幹線.どちらも50周年だから,無理もないといえばいえるのだけれ ど.とれいんの“BOOKS”欄では,何冊の本を採り上げただろうか.いや,来月もまだ続くのだから,過去形で語ってはならない.
今日からJRPS写真展“新幹線半世紀”
きのう10月1日は,東海道新幹線が開業してから半世紀の節目の日.東京駅や名古屋駅,静岡駅や新大阪駅では,華やかに記念式典が開催された. 折りしも…もちろん企図してのことだけれども…,東京のキヤノンギャラリー銀座では,日本鉄道写真作家協会,JRPSのメンバーによ
DISCOVER JAPAN ! 東京ステーションギャラリー
大阪万博の時代,僕は高校生だった.その万博が終わるとともに聞こえてきたのが,永六輔の“遠くへ行きたい”の曲と“DISCOVER JAPAN”という言葉だった. 折りしも,僕が旅の費用をアルバイトで稼いで自力で,なおかつ一人であちこち出掛けることができるようになったのが
今年夏の締めくくり写真展は“鐵樂者”展
昨年は8月22日のここで“今年の鐵樂者写真展は新しいプチぎゃらりー三愚舎で開催”としてご紹介した写真展.今年は会場を西武池袋線の大泉学園駅近くにある“ギャラリー プルシアンブルー”に移して開催中である.これまでと異なるのは場所だけでなく,参加者が杉 行夫,
慶応鉄研80年展
慶応義塾大学鉄道研究会の創部80周年を記念した展覧会が,有楽町の交通会館2Fギャラリーで開催されています.本日お邪魔して参りましたので,その一部をご紹介しましょう.戦前からの長い歴史を誇る慶応鉄研と,そのOBで構成される鉄研三田会の活動を紹介する展覧会. 出版
今年の夏休みは品川のキヤノンSタワーでJRPS写真展“魂の鉄道写真”
ちょうど1週間前の7月25日から,東京の品川駅港南口にあるキヤノンSタワー内オープンギャラリーで,日本鉄道写真作家協会(JRPS)の写真展が始まっている.今回のテーマは“魂の鉄道写真”.同協会の設立25周年記念行事の一環であり,この春に交通新聞社から刊行された写真集
旧新橋停車場 鉄道歴史展示室 企画展 富士山と鉄道
去る4月8日から,東京汐留にある旧新橋停車場鉄道歴史館で企画展“富士山と鉄道”が始まった. この旧新橋停車場鉄道歴史展示室での企画展は,過去に何度もここでご紹介しているから,既におなじみの読者が多いことだろう(最初は平成21/2009年8月の“燕とその時代”だっ
高野陽一写真展 「SOUL TRAIN's ―上州の空の下で―」
高野陽一さんといえば,早い時期から中国大陸の奥地にまで蒸機の煙を追い求めた,熱心なファンの一人として記憶されている人が多いだろうか.それば かりではなく,“とれいん”でも,1992年の“中国蒸機大特集”では雄大な天祝などでグラフが組まれ(その時には高野 豊とい
帯広で狩勝峠の写真展
北海道の狩勝峠といえば,かつてD51やC57が羊腸の道で力闘したもの.とはいえ,新線に切り替えられて既に半世紀近くが経過し,その姿を実際に見た人の数も少なくなってきた. もちろん現在のルートだって生易しい線形ではなく,僕が初めて車中から眺めた時には,地図を持っ
今度は猪井貴志さんの写真展
10月の“C55とC57を愛でる写真展”,11月の“北辺のローカル私鉄”に続いて,同じフォトギャラリーUCでの写真展である.今度は猪井貴志さんの“鉄道日和”. 猪井さんといえば,今は亡き真島満秀さんの事務所で重鎮として活躍,真島さんとは全く異なったカメラアイで,独自
第1回 世界鉄道博物館会議 開催
世界中に鉄道博物館はどのぐらい存在するのだろうか.“鉄道”と銘打たない博物館でも,鉄道関連の収蔵品や展示物が重要なポジションを占めている博物館まで含めると,数え切れないぐらいに違いない. ところが,そのような,鉄道博物館と鉄道を基軸のひとつとする博物館の
山崎友也さんの写真展 “北辺のローカル私鉄”
またもや写真展.それも,10月11日付けのここで紹介した,諸河さんや寺師さん,羽賀さんの写真展と同じ,PHOTO GALLERY UCが会場. しかし今回は,蒸気機関車の“じょ”の字もない.それどころか,鉄道車輛そのものが主題となった写真すら,見当たらない.会場に満ちている
C55とC57を愛でる写真展
国鉄のC55,C57といえば,我が国の鉄道事情によく合致した大きさと性能で,蒸機現役最終期まで,四国を除く全国で愛用された.ここの読者にも,各地での思い出をたくさんお持ちの方がおられるだろう. そんなC55とC57の写真だけを集めた写真展が,東京の上野で開催されてい
今年の鐵樂者写真展は新しいプチぎゃらりー三愚舎で開催
今年も杉 行夫,蔵重信隆,野口信夫,金澤 忠の4氏による写真展“鐵樂者展”が始まった.昨年までの会場だった東京・雑司が谷の三愚舎ぎゃらりー は閉鎖されたが,場所を少し移動して同じ雑司が谷の,都電の線路を挟んだ反対側での開催となった(旧三愚舎ぎゃらりーのウェ
JRPS写真展「陽のあたる場所」
新宿西口のエルタワー28階にあるニコンサロンbis新宿にて,日本鉄道写真作家協会(JRPS)の写真展が開催されています.今回のテーマは“陽のあたる場所(鉄道輝く刻)”.季節や時間によって光と影が織りなすさまざまな鉄道情景を,協会に所属するプロカメラマン諸氏の写真で
恒例 慶應鉄研三田会写真展はじまる
もうすっかりおなじみとなった,慶應義塾大学鉄道研究会のOB会である鉄研三田会のメンバーによる写真展.その第22回が東京・四谷の日本写真会館5階“ポートレートギャラリー”で始まった. 前回は昨年6月21日からの1週間だったから,ちょうど1年が経過したわけである.
米屋こうじ写真展 I LOVE Train
今日,3月21日から,銀座3丁目のキヤノンギャラリーで,米屋こうじさんの写真展が始まった.題して“I LOVE Train”. 被写体は東アジア,東南アジアの鉄道と,それらを取り巻く人々.展示総数約30点の,こぢんまりした写真展だが,会場に入ってすぐに感じるのは“人懐っ
岡山県立図書館の交通文化資料コーナー
岡山市の中心部,岡山城の近くにある岡山県立図書館から,同館の“交通文化資料交通雑誌コーナー”についてご案内をいただきましたので,ご紹介しましょう.瀬戸内海に面した中国地方に位置する岡山県は,古来より陸,海,河川の交通が発展し,現在は広域交通網の整備により
やっと行くことができた 成田へ―江戸の旅・近代の旅
旧新橋停車場での企画展は,毎回,すぐに展観したいテーマばかりなのだけれど,練馬から新橋までの道程は遠く(!),気づいたときには会期終了……ということも少なくない. 昨年12月11日から始まった“成田へ―江戸の旅・近代の旅”も,子供のころには“成田山といえば京阪
鉄道記念日の翌日に今年の日本鉄道賞
JRが発足してからは“鉄道の日”というのだそうだが,僕にとっては今でも“鉄道記念日”.たぶん,これからもずっとそうでありましょう. そんなことはしかしどうでもよくて,今日,国土交通省などの肝入りで運営されている“鉄道の日”実行委員会主催による祝賀会が催され
今年も三愚舎で鐵樂者写真展
昨年は8月18日のここでお伝えした,東京雑司が谷の三愚舎ぎゃらりーでの写真展が,今年はあした,8月17日からはじまる.今回のテーマは,“炭砿(やま)の機関車”. 炭砿といえば,世界中どこでも,産出される石炭を運搬する手段としての鉄道が欠かせない存在.いつものメ
諸河 久さんの写真展
またもや写真展.今度は,今や大ベテランといえる,諸河 久さん初の個展である.会場は品川駅港南口徒歩約10分にある,キヤノンギャラリー S.会期は7月5日から8月9日までだから,既に会期の半分を過ぎてしまったが,まだまだ充分に見に行っていただける時間はあると思
蔵重信隆さんの日本国内鉄道写真 写真展“追憶の煙”
3週続けての写真展訪問である. 今回は,レイル読者ならば,この1月発刊の81号まで,足掛け6年間にわたって“現代中国蒸機の世界”を連載されていた筆者として,すっかりおなじみの名前かと思う. しかし蔵重さんの鉄道への興味関心は中国大陸だけではない.もちろん,
高島史於写真展 “3×20の旅”にベトナムの鉄道風景を垣間見る
3年前の8月,“富山の射水と韓国の仁川の写真展”をこのブログで紹介した.その撮影者である高島史於さんから,今度はベトナムの写真展を開催するとの案内が届いた.題して“高島 史於 写真展 「3x20の旅」”.ベトナムという国への関心,“3×20”というタイトルの意味