ほぼ1年前のここで,20回目となった,慶應義塾大学鉄道研究会OB会“鉄研三田会”の写真展についてご報告したが,早くも1年が経過して,第21回目をご紹介することになった. 今回も会場は東京の四谷見附にあるポートレートギャラリー.展示場入り口.ごあいさつの隣り,1
第21回 鉄研三田会写真展はじまる
会津 旧新橋停車場鉄道歴史展示室企画展
一昨年の“日光道中”に続く,旧新橋停車場鉄道歴史展示室の,エリア別歴史探究企画展である. 展示会そのものは4月3日からスタートしており,早く見に行きたかったのだけれど,同じ都内なのになかなか足を運ぶことができなくて,今週になってようやく,ちらっと訪問でき
企画展 横浜にチンチン電車が走った時代
横浜に市電が走っていたのは明治37/1904年7月15日から昭和47/1972年3月一杯までの,68年間である. 大阪に生まれて 育った僕の横浜市電との最初の関わりは,中学校の修学旅行に際して,バスで市内を移動している時に,市電と併走した時である.今となっては市内のどのあた
『鉄道物語』 マイブックでつづる鉄道写真家17人の写真展
松本正敏カメラマンが8月9日(火)のブログで紹介しています写真展の一つ『鉄道物語』 マイブックでつづる鉄道写真家17人の写真展が東京銀座で開催されていますので初日におじゃましてきました.株式会社アスカネットのオリジナル写真集製作サービス『マイブック』を使用し
旧新橋停車場 企画展 日本の観光黎明期~山へ!海へ!鉄道で~
三週続けての,催し物の紹介. 今回は,旧新橋停車場の鉄道歴史展示室で8月2日から始まっている,“日本の観光黎明期~山へ!海へ!鉄道で~”. タイトルからは,ちょっと想像がつきづらいのだけれど,僕たちにとっての目玉は,大正から昭和初期にかけて製作された観光
今週は雑司が谷での鐵樂者展 ナローテンダー機の走る鉄路
先週は山崎祐也さんの写真展をご紹介したが,今回は雑司が谷での写真展.雑司が谷……といえば,もしや?と思われる方も少なくないだろう.多分想像されたとおり,三愚舎ぎゃらりーでの“鐵樂者展”.金澤 忠,蔵重信隆,杉 行夫,野口信夫さんの4人展で,昨年は台湾の鉄道
花盛りの写真展の中から 山崎友也写真展
一昨日の松本正敏さんのブログにもある通り,今年の夏は写真展が花盛り.毎年,夏は写真展が多い季節ではあるのだが,今年はひときわ賑やかなような気がする. そんな中から,本日スタートの,山崎友也さんの写真展を観覧してきた.会場は東京.銀座三丁目のキヤノンギャラ
JRPS 4つの写真展!! :by 松本正敏
残暑お見舞い申し上げます。大変ご無沙汰しています。久しぶりに登場していながらご案内するのは、いつもの撮影日記ではなく鉄道写真展のお知らせであります。私が所属している日本鉄道写真作家協会(JRPS)ではこの8月から11月(10月は無し)にかけて、東京で4件も写真展を開催
東京の交通100年博
今から百年前といえば1911年.明治44年である.“交通”という言葉を,ただ素直に解釈するならば,“人のゆきき ゆきかよい(広辞苑)”であ るから,江戸開府から,いや,村落が成立したころから数えなければならない.だから何百年になることやら,である.想像力を逞しくし
第20回 鉄研三田会写真展
先週に続いて,慶應義塾大学鉄道研究会関連の催し.前回は村樫四郎さんの版画個展だったが,今回は三田会あげての写真展.20回目となったわけだが,それにしても1年が経つのが早い……と思ったら,それもそのはず.前回は昨年10月だったから,まだ8ヵ月しか経っていない.
村樫四郎さんの版画展“鉄路夢幻”
“蒸機の時代43号”や“とれいん5月号”を読まれた方なら既にご承知の通り,今日,5月26日から,東京板橋区の“ギャラリー服部・ときわ台”で,村樫四郎さんの版画展が始まっている. 村樫さんのことは,長崎本線の海岸線でのC51やC57の優美な姿から,奥中山や狩勝峠での
C61 20が仕上げ段階に.そして一般公開の案内
早いもので,今年ももう3月.四分の一が過ぎてしまった.C61 20が大宮総合車両センターに運び込まれて,初めて報道公開されてからちょうど1年でもある. ボイラ載せ,火入れ式と続いて,いよいよ2月21日には構内試運転線を使っての試運転が始まった.報道公開を心待ちに
石川光陽の平和な写真の展覧会 やっと行きました
昨年11月18日付けのこのブログでご案内した,旧新橋停車場歴史展示室における東京駅ステーションギャラリーの企画展である,石川光陽の写真展.ようやく現地へ足を運ぶことができた.こ の会場に展示された写真のほとんどは,平和な町の風景であって,“空襲記録写真家”とい
映画「アンストッパブル」試写会
暮れも押し迫ってきた今日このごろ,皆様いかがお過ごしでしょうか. TVなどではお正月公開の映画が賑やかにCMされる時期となりましたが,去る11月末に,20世紀フォックス映画配給で来年1月7日に公開される“アンストッパブル”の試写会に行ってきました.予告CMなどでご存
石川光陽写真展
石川光陽(いしかわこうよう)という名前に,聞き覚えのある方は,ここの読者にどのぐらいおられるだろうか. 知られているのは,第2次世界大戦中の東京で,空襲による被害状況を写真で記録した人としてだろうか. 本職は警察官.けれど写真に関しても素人ではない.福井県生
第19回 鉄研三田会写真展開催
僕の担当としては1ヵ月ぶりの日本の話題.とはいえ,会場内の半分近くは外国の情景…….なんのお話しかと思われるだろうが,慶應義塾大学鉄道研究会のOB組織である,鉄研三田会が主催する写真展会場での第一印象なのである. 10月の東京としては70年ぶりとかいう寒さの中
鉄道総研 技術フォーラム2010
鉄道総研では,毎年夏の終わりに“技術フォーラム”と題した,同所の成果発表会を行なっている.いつも郵便で案内をいただくのだが,この数年はなかなか都合が合わなくてご無沙汰になっていた.しかし今年はなんとか都合をつけて,今日の朝から夕方まで,鉄道の新技術に浸か
台湾鉄路局蒸気機関車写真展 2010 鐵樂者展
昨年9月3日の僕の担当ブログで“羅東森林鉄道の写真展”をご紹介した.会場は東京雑司が谷の“三愚舎ぎゃらりー”.台湾東部の山岳地帯に路線を持っていた森林鉄道の昔と今の情景を捉えた写真展だった. あれから1年.同じ会場で,今年は台湾鉄路局の蒸気機関車ばかりの
“企画展 日光道中”開催中 於:旧新橋停車場
“レイル75号”をご覧いただいた方ならご承知の通り,東日本鉄道文化財団が運営する旧新橋停車場歴史展示室では,去る8月3日から企画展“日光道中”を開催している.レイル75号に,この企画展の担当学芸員である河野真理子さんから一文を寄せていただいたこともあって,さ
京阪100年写真パネル展 2件紹介
京阪電車の話題が続いて恐縮だが,今週は,三条駅と千林駅で開催中の写真パネル展をご紹介. 三条駅コンコースでは京都市内での京阪電車の姿を中心に,100年間の歩みを何面もの展示壁面を設営して展示.題して“京都を彩った駅・街・人”.戦後の写真の多くは,当社刊行物の
荒川好夫さんの写真展 開幕
このブログの読者ならすでにご存じ荒川好夫さんの写真展がはじまった. テーマは冬の北海道.とりわけ,函館本線で急行“ニセコ”を牽引していたC62ということで,実は僕は現役時代の北海道のC62,だけではなくて,冬の北海道の蒸機を知らないものだから,早く疑似体験した
荒川好夫写真展と白電車 :by 松本正敏
すでに「とれいん」2010年3月号122ページ(細かっ!!)に掲載済みですが、写真展の告知をさせていただきたいと思います。我が師匠、鉄道写真家荒川好夫先生の写真展(個展は初)が下記の通り行われます。タイトル 「北海道 冬 蒸気機関車C62栄光の記録」場所 富士フイル
ZIGZAG伝統革新 未来を走るイタリア展
今日,東京の台場地区にある日本科学未来館で,表題の展示会が始まった.“走る”というキーワードに,そして“オートバイ,自動車,自転車,鉄道……”とか,“普通の自分が鉄道に乗り……”というキャッチコピーに惹かれてオープニングセレモニーに参加してきた. 結果は
羅東森林鉄道の写真展
先々週に続いて“あとわずか”の写真展情報.タイミングの問題でこうなってしまったが,それでも駆けつける価値のある催しなのでご紹介する次第(9月6日(日)までである). テーマは台湾・羅東森林鉄道. 台湾の東海岸にあって,1970年代後半まで現役として存在しながらも
富山の射水と韓国の仁川の写真展
今週末は,10回目を迎えた夏の鉄道模型の祭典,JAMコンベンションである.僕も土曜日と日曜日には会場に詰めて,ライブスチームをはじめとする各方面の撮影取材である.併せて,この会場を訪問された顔なじみのお客様や旧友などに会うことができる,貴重なチャンスでもある.